討議資料・見解・私学おおさか

2012/07/04
新しい分会で初めての団体交渉
マロニエ文化学園分会

 大阪市北区にある専門学校、マロニエ文化学園ファッションデザイン専門学校で、賃金50%削減の通告が一方的になされ、財政状況が不透明で学園私物化とも言える理事長の前近代的な学園運営の下、3月末に5名の先生が大私教に加盟しました。
 解雇を含む組合つぶしの攻撃があることも考慮に入れながら、分会結成通告と要求書提出、団交申し入れなどの準備のための会議を重ね、4月20日、幼小中高校専門学校部の岩井書記長が参加し、校長に分会結成通告書を提出し、団交申し入れを行いました。
 賃金については、資産の売却等で50%削減は撤回されました。その後、理事長や校長の嫌がらせ的な言動もありましたが、先生たちは冷静に対処してきました。
 学園理事会は、団交について拒否はしませんでしたが、なかなか日程が具体化されない中、新しく理事に就任された会社役員の理事と広報担当の職員が労使交渉に臨みたいということで6月7日に団体交渉が行われました(理事長は80歳を超える高齢で、団交に出ないことを分会は了承)。
 この団交では学園財政の公開と職場環境の改善の要求を柱に交渉、学園側は財政公開については、理事会の確認が取れ次第データを示すこと、職場環境改善についての分会の意見は必ず理事会に諮ることの約束しました。
 今後は、賃金体系の改善はじめ、職場の教育労働条件の改善要求についての交渉を求めることを確認しました。






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