争 議

2012/05/28
近大泉州高校争議
 全面解決に向けて
これまでの諸会議や私学おおさかの報道で伝えていますが、3月21日の最高裁決定で、解雇無効と雇用契約上の地位を確認する大阪高裁判決が確定し、新年度当初、原職復帰(就労)の時期をめぐって学園側と対立しましたが、理事会と原告らの話し合いに大私教と分会の代表者が出席し、就労時期について合意しました。 
 その後、4月17日(土)から原告らは職場復帰し、教壇に立っています。また、理事長が原告らに謝罪しました。
 教職員を強権的に支配し、分会員を排除していた向井幸三郎校長が退職し、学校運営も改善が進んでおり、新採の若い教員も増え、職場の雰囲気はこれまでとは違って明るくなっていると分会から報告されています。

 近大泉州高校分会と大私教、支援共闘会議は、争議全面解決に不可欠な、理事会の責任問題と解決金を含むバックペイ(判決が命じている未払い賃金及び年5分の利息の支払い)問題の決着についての団体交渉を具体化するよう要請することを確認しています。

 大私教の南支部をはじめ、各分会の物心両面に渡るご支援にあらためて感謝の意を表明するとともに、全面解決までのご支援をよろしくお願いします。
大私教幼小中高校専門学校部
  書記長 岩井 繁和







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