争 議

2011/01/12
近大泉州(飛翔館)高校争議
2011年幕開けとともにたたかいは最大の山場に
 
依然として組合敵視
不当解雇撤回と原職復帰、不当処分撤回と学園民主化のたたかいは、新年から年度末にかけて最大の山場を迎えます。不当解雇裁判の大阪高裁では、この1月28日の法廷がおそらく結審となり、判決日が決まります。不当処分裁判の大阪地裁(堺支部)では、和解協議に向けた第2回進行協議が1月18日に行われますが、原告は和解でなく判決を求めています。
 昨年12月の団体交渉では、係争中の当事者(川崎分会長と櫻井・吉野副分会長)の団交出席を拒否、大私教や大阪労連関係の抗議でそれは撤回したものの、分会の労働条件の要求に対しては、回答するが交渉するつもりはない、争議の早期解決問題については、話し合いをあらためて拒否、絵に描いたような不誠実団交に終始しました。
また、川崎分会長が原告の裁判と同じ日(12月21日堺地裁)に校長が補習を設定して川崎分会長が裁判に出られなくなるなど、理事会の組合軽視、組合敵視の不当労働行為は依然として続いています。



原職復帰を勝ち取るために
勝利判決を勝ち取るためには、宣伝、要請署名などの原則的課題をやり抜くことが必要です。裁判に勝利して不当な解雇・処分を取り消すことはできますが、自動的に原職復帰できるわけではありません。原職復帰を含めた争議の最終決着の場は労使交渉です。裁判での勝利で原職復帰を勝ち取るには、理事会を労使対等の交渉テーブルに着かせるため、学園園内外のたたかいをいっそう強く、大きくしなければなりません。
 2011年の幕開け、この3ヶ月間のたたかいが争議の帰趨を決します。これまで以上のご支援をお願いいたします。



多数の傍聴支援よろしくお願いします
不当処分撤回裁判 進行協議
 とき:1月18日(火) 午前11時〜 
 ところ:大阪地裁堺支部 503号法廷

不当解雇撤回・原職復帰裁判
 とき:1月28日(金) 午前11時〜
 ところ:大阪高裁 84号法廷





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