青年部
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2011/01/28
| 第41回・全国職員連絡会世話人会in大阪 第15回全国青年Winterセミナーin東京 〜東京青年ピック・逢いたかった君に〜 | | 第41回・全国職員連絡会世話人会in大阪 | | 2010年12月19日(日)、大私教本部において、5県9名の参加(新潟、東京、愛知、滋賀、大阪)で世話人会が行われました。 その前日(18日)に大阪の「12.18集会、パレード」にも全員で参加しました。 橋下府知事の私学助成改悪が通れば、小規模校はつぶされてしまいます。入学してくる生徒数に応じて助成金を配分するという一見わかりやすく府民受けのするものです。ところが学校教育という視点からすると、小さな学校にすれば数千万の補助金がカットされ運営が出来なくなります。「選ばれない学校」と評価され、そんな学校は「努力が足りない」と決めつけられる事に怒りを覚えます。集会では女子生徒が、「私はこの小さな学校を自分で選びました。小規模だからこそ入りたいと思った」と語りました。生徒数の多いマンモス校にも生徒確保のために振り回されると教職員の訴えがありました。集会には1,000ほどの参加者があり、パレードでは、「学校をつぶさないで!」と訴えながら歩きました。「大阪の改悪を許すな!」世話人会としても各県に広がる事がないよう私学助成の大切さを訴えていく決意です。 デモ行進で身体も冷え切ったところで夕食交流会となりました。通天閣から大阪の街を眺めビリケンさんに職員連絡会の発展を願い、串カツをソースに浸してお腹かも満たされ、にぎやかで楽しい会となりました。 翌日、大私教本部で、世話人会を開きました。全国私教連・松村氏より私学を取り巻く情勢を学び、各県の報告、全私研の昨年総括と今年の方向性について論議しました。 全私研では活発な論議が出来るように各県がレポートを用意する事、引き続き就学支援金と再雇用の問題を取り上げる事にしました。 また、年明けすぐに、1月8〜9日に行われるウィンターセミナーは東京の正則高校が会場となります。B5一枚の作りやすい、読みやすいレポートなどを出し合い参加を呼びかけます。 また、4月に行う全国職員交流会についても確認しあいました。全国からの参加者が話しやすく楽しめる会にするために工夫したいと思います。 世話人会代表 I
| 第15回全国青年Winterセミナーin東京 〜東京青年ピック・逢いたかった君に〜 | | 2011年1月9〜10日、今回で、第15回目となりました全国青年Winterセミナーが、東京で開催されました。初日は正則高校で全体会と分科会、都庁45Fで綺麗な夜景をバックに繰り広げられた交流会、そして国立オリンピックセンターで宿泊と2日目の分科会が開催されました。 今回は、初めて分科会が2日間行われ、日程の都合で1日しか参加できない方も居ましたが、1日だけでも参加して頂けたことで、2日ともより充実した議論ができたと思います。また、現地スタッフとして東京の2名の青年職員がご活躍されていたのも、都庁からの夜景以上に素晴らしい光景でした。 職員分科会では、Nさん(東京)とOさん(大阪)の司会で、5本のレポート報告がありました。
@Hさん(東京)「臨時職員から母校の専任事務職員1年目を迎えて」 臨時職員として勤務し、今年度、正職員に採用となる中で、業務内容を振り返り、「学校事務ならではの仕事を楽しみつつ、仕事をしっかりと学んで行きたい」と結ばれていました。 AKさん(東京)「理科助手から教務事務へ異動し3年目を迎えて」 大ベテランとベテランの2職員が退職し、証明書関係のプロが不在の中で、日々増加していく業務や教員の依頼に答えていく中で、「第一に生徒のことを考える。(略)感謝は生徒が大人になったときに聞ければ良いなぁ」と、学校事務のイメージとして語られました。 BYさん(大阪)「5年目に思うこと」 今年度5月までは生徒と関わる仕事が多かったが、今年度の5月に人事担当となり、これまでに感じたことを語られ、問題意識としては、中高職員の在り方の議論が必要であり、「教員の創造的な教育活動を支えるためにも堅実・健全な財政の基盤を職員の英知によって作り上げる、これが職員の本務ではないでしょうか」と、学校職員の本質を問う素晴らしい内容でした。 CHさん(滋賀)「就学支援金制度に係る事務を通して」 県で行われた就学支援金制度に係る事務担当者会議の内容まとめて頂いたレポートを、Yさん(滋賀)に代読して頂きました。実務担当者や教員まで、多様な意見交換や感想がありました。 DIさん(大阪)「事務のみなさん、お手伝い有難う…って言われたことある?」 学校事務・10年目を振り返った内容でしたが、みなさんの感想をお聞きして、学校職員としてのプライド・想い・やりがいがあることを改めて認識することが出来て良かったと思います。
これからの学校事務や組合活動を担っていくであろうフレッシュなレポートが多数あり、春に東京で開催予定の職員連絡会、夏の山代全私研、来年のウィンターセミナーにつながっていく「あたたかい」分科会となったと思います。 また、@のレポートのHさんが今年度に正職員に採用されたのに続き、Kさん(愛知)も来年度の正職員に採用され、日々尽力されておられます。非正規職員の方が一人でも多く、正職員になれるような広がりを見せて欲しいと、蛇足ながら思いました。 (大私教事務職員部・池上)
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