教育研究

2010/05/18
大私教夏季教育研究集会2010

 こどもとともに なかまとともに 学校という場所 教師というしごと

   日 程  6月26日(土) 14:00〜 箕面温泉スパーガーデン
   場 所    27日(日)  9:00〜 箕面学園高校
 新しい学年がはじまりました。新しい出会いに中で、喜びととまどいを感じつつ、日々の忙しさの中で、瞬く間に時間が過ぎてしまった。みなさんは、そんな思いをもっていませんか?新しい出会いは、生徒どうし、生徒と先生ばかりでなく、先生どうしの間にもあります。人と人が出会うことから何かははじまる。教育という営みも、もちろんそうしたものでしょう。しかし、昨今の学校現場の状況は、人が人として出会うことを許さないほどに、忙しくなっているように思います。
 そんな今だからこそ、「出会い」にこだわった教研集会を考えています。1日目の講演は「子どもたちとの豊かな出会い」を語ってもらえる講演者に依頼中です。そのお話からは、「子どもたちをどう見るか、どうとらえるか」についても学べることでしょう。そして、夜の交流会は、はじめて参加した若い人たちが、悩みや喜び、せつなさややりがいを語り合える場所、つまりはいろいろな人の「出会い」の場所にしたいと思っています。2日目の分科会は、クラスや授業の実践、そして組合としての学園民主化の闘いなど、さまざまなレポートをもとに、じっくりと話し合える時間になるものと思います。みなさんの参加をお待ちしています。            (大私教教研実行委員会)

【1日目】6月26日(土)箕面温泉スパーガーデン
     14:00 受付開始
     14:30 全体会 第T部開会
15:00 「記念講演その1」伊藤隆司さん
     16:30 講演を深める意見交流
     17:00 「特別報告」学校は今
     17:30 夕食
     18:30 全体会 第U部開会
         「記念講演その2」春日井敏之さん
     20:00 講演を深める意見交流
     21:00 みんなで交流会

 27日  7:00 朝食(観光ホテル宿泊参加者)
      8:30 観光ホテルチエックアウト
      9:00 分科会開始
     12:00 分科会終了
     12:15 終わりのつどい
     13:00 終了



 
講演者紹介 

 伊藤隆さん 
 
 伊藤先生は、三重大学から現在は三重大学から現在は立命館大学産業社会学部の教授。子どもたちの生活綴方や文学教授の研究を重ねてこられました。大学ではゼミの学生達と『てくてく』(スローライフ系ミニコミ誌)や京都の街的魅力再発見のルポ作成など、あそびごころあふれる教育と研究を実践。「教師という仕事の意味と歓びを再発見しあえるような話ができれば幸いです」とのメッセージ。当日が楽しみです。
「教師というしごとー表現を読むとは心を読むこと」

 
 春日井敏之さん
 
 京都の公立中学校に23年間勤務し、2001年より、立命館大学教授。地域で「登校拒否の子どもを持つ親の会」に深く関わってこられました。主な著書に『自分らしく思春期ーいじめ、登校拒否をこえて』『希望としての教育ー親・子・教師の出会い直し』などがあります。「教育は、一方通行の『操作』ではなく、教師と子どもや親などがお互いの人格を響かせあうダイナミックな営みです…」春日井敏之さんのHPより。人と人がかかわる・・・教師というしごと・・・いっぱい考えれたらと思います。
「教師というしごとー子ども・親・同僚とのつながりかた」





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